いやぁ〜、すっごい試合でしたねぇ〜。早くも今季ベストゲーム候補です!!
 予選から9試合連続無失点と全く危な気なく決勝に勝ち進んだ昨年王者の鹿実に、セクシーサッカーで観客を魅了する野洲が挑戦する形となった全国高校サッカー選手権決勝戦。

 キックオフ前、円陣から散る野洲イレブン。カッチョイー!!
 前半、昨年のVメンバー栫を出場停止で欠く鹿実は、赤尾、豊満から迫田、平田へ集め、チャンスを作り、選手層の厚さを見せ付ければ、野洲は、楠神、金本、平原、乾と中盤にテクニシャンを揃え、青木、平石にパスを供給と、一進一退の攻防。
 23分、野洲は、青木の個人技で得たFK(キッカーは金本)を起点に、荒堀が頭で押し込み、1度はGKに弾かれるも、再度荒堀か詰め、先制。鹿実は今大会初失点。
 1点ビハインドの鹿実は、中央からの突破が困難と見るや、左の豊満&右の永岩を中心に攻撃、リードする野洲も守りに入らず、青木、乾、楠神等のセクシーサッカーで反撃。

 後半に入り、野洲はラッキーボーイ瀧川を投入。一方、中盤を制され気味の鹿実もDF猿渡を投入。西岡を中盤に据え、より攻撃的なサッカーに。直後の34分に、豊満のCKを起点に、執念のオーバーヘッドシュート(誰?)は、野洲DFに弾かれるも、迫田が頭で押し込み、得点王争い単独トップに。
 同点後、鹿実が猛攻。しかし、野洲もカウンターで一歩も退かず。

 そして、同点のまま10分ハーフの延長へ。前半、両校とも再三のチャンスもゴールならず、後半に突入。鹿実の猛攻も、残り5分で、1人負傷でピッチ外に。野洲は、その隙を突いて、田中からの右の乾へサイドチェンジ。中央へ切り込んだ乾はヒールパスで平原に繋ぐと、右の中川へ。そして中川からのアーリークロスに瀧川が、ダイレクトボレーで押し込み、勝ち越し。まさにセクシーサッカー極まれリです。
 ロスタイム、鹿実はGKも攻撃参加で、得点を狙うも、無念のタイムアップ。そして泣き崩れる鹿実イレブン。勝って嬉し泣きの野洲の青木。あぁ青春っていいなぁ。
 おめでとう!!野洲高校!!

 セクシーサッカーで頂点に立った野洲、負けて尚強しの鹿実。こんな素晴らしいサッカーは、そうそう見られないですね。両校に優勝させたい一方、PK戦で優勝が決まるような展開にならなくて良かったのかなぁ・・・
 ちなみに、野洲の楠神と鹿実の豊満、直接対決のシーンは多くなかったですが、それぞれが良いプレーしてましたね。

 井上サンには、野球とサッカーの違いは有れど、今日のゲームを超えるような素晴らしいゲームを見せて欲しいですね。頑張れ!!井上サン!!

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