4/2　横浜VS阪神 9-2　（横浜）

　すったもんだの挙句、3/26のオーナー会議でセリーグの開幕が4/12に延期され、セパ同日開幕（4月中のナイター自粛）となることが決まりました。
　そして、今日『プロ野球12球団チャリティーマッチ－東日本大震災復興支援試合』なるものが、浜スタで行われたので、見に行ってきました。入場料2000円で、収益金（売上ではない！？）がNPBを通じて、被災地に寄付されるそうです。

　個人的には、延期なし、3/25から出来る球場から開催で良かったんじゃないかなと。浜スタだって、今日、普通に試合している訳だし・・・
　被災地への配慮、節電への協力（ナイター、ドーム開催はNG）は当然ですが、被災地以外のファンだって、TVの被害映像を見て、精神的に不安定になったり、地震酔いになってる訳で、そのようなファンをいち早く勇気づけることはアリだったんじゃないかなと思います。経済復興、チャリティーの観点から考えたら、尚更です。
　まぁ、決まったことは仕方ないですけど・・・

　さて、試合前、黙とうや選手代表（新沼、新井）の挨拶、被災少年による始球式が有りました。
　新沼は、被災地出身らしく自身の思いのままに、新井は、選手会長らしく用意されたメッセージのように感じました（勿論、そー感じなかった方もいるでしょう）。
　ってか、チャリティー試合とは言え、強制的に入場料（の一部）が寄付となる制度が妥当なのかも疑問です。寄付って、気持ち有りきだと思うんですけどね。少なくとも、ファンに対し、売上、個別の経費の内訳を明らかにし、いくら寄付したのかをはっきりさせる必要があると思います。
　
　応援は鳴り物なし、横浜、阪神両応援団合同でイニング間に「ニッポン（チャチャチャ）ニッポン（チャチャチャ）」「頑張れ！頑張れ！東北！」コールが繰り返されていました。

　さてさて、横浜は期待の2年目眞下、阪神は開幕有力な久保がそれぞれ先発。
　眞下は、制球が良く、腕の振りも早くなっていて、ハンカチ王子を圧倒した阪神打線を7回2失点。何よりも度胸満点なところが良いですね。期待の新外国人リーチが、地震の影響で一時帰国したまま日本に戻って来ないようなので、代わりに先発ローテに入ってきて欲しいものです！！

　一方、打線も初回に村田のタイムリーで先制すると、2回に眞下、渡辺、石川の3連続タイムリー、3回にもパスボールの間に村田が好走塁を見せて本塁生還。さらに、5回にも村田がタイムリー、8回にはスレッジが3ランと、普段のベイスターズとちょっとだけ違う感じで快勝！！
　
　一時帰国していたスレッジ、ハーパーが好調なのは頼もしいですね。
　何より、村田の走塁や森本の守備を見てると、全力プレーをしてるなって感じられたのが、良かったです。
　2番手のハミルトンも初めて見ましたが、上半身で投げているのが気になりますが、球威も有りそうなので活躍して欲しいです。
　あ～、開幕が待ち遠しくなってきた！！