9/29 横浜VSヤクルト 6-11 （横浜）

　ついにこの日が来てしまいました。最後の98年のV戦士、そして最後の横浜大洋出身の「浜の番長」こと三浦大輔投手の引退試合です。

　91年　ドラフト6位で横浜に入団。
　92年　10/2の読売戦でプロ入り初登板。
　93年　9/4の広島戦でプロ入り初勝利（初完投）。
　98年　背番号を18に変更。自己最多の12勝を挙げ、リーグ制覇、日本一に貢献。
　04年　アテネオリンピック日本代表として銅メダル獲得。
　05年　最優秀防御率、最多奪三振を獲得。
　14年　1軍投手コーチを兼任。
　15年　5/5のヤクルト戦でNPB最長タイ記録となる1軍公式戦23年連続勝利を達成。
　16年　7/11の中日戦で1軍公式戦24年連続安打（投手としてはNPB最長、野手を含めNPB4位タイ）を達成。

　通算成績は、535試合 3276回 172勝184敗 防御率3.60 2481奪三振 358被本塁打

　三浦には感謝の言葉しかありません。チームがどん底にある時もFAで阪神に行かず、残留してチームを支え続けてくれました。今日は絶対勝って、なんとしても24年連続勝利を！！
　横浜は選手全員背番号18を着用です！！

　ところが・・・三浦は初回にいきなり1点を失うと、同点に追いついてもらった2回表にもルーキー廣岡にプロ入り初打席初本塁打となる3ランを被弾し、1-4に。
　それでも、三浦に勝利をとの思いが打者にも伝わったのか2回裏には、エリアンのソロHR、梶谷の2点タイムリーで同点に追いき、ヤクルト先発杉浦をK.O.！！ロペスの2ランで勝ち越し！！
　
　三浦は3回こそ無失点に抑え、立ち直ったかに見えましたが、4回表に西田、川端のタイムリーで3失点。さらに6回表も三輪、山田のタイムリーで3失点で、6回終わって6-10に・・・
　そして、7回表、三浦は雄平を空振り三振に打ち取ったところで、加賀に交代。最後のマウンドを降りました。

　25年間お疲れ様でした。有り難う！！三浦大輔！！
　そして、24年連続勝利を懸けた引退試合と言う対戦相手にしてみれば思いっきり戦いづらい状況となってしまったにも関わらず、一切手を緩めず、全力で三浦を打ち砕いてくれたヤクルトにも感謝感謝です。有り難うございました。
　で、三浦の意思を引き継いだ加賀が、さっそく西浦にソロHRを被弾・・・

　結局、ヤクルトが4回以降、館山、村中、松岡、秋吉のリレーで快勝。
　横浜はCS進出ながらも、結局勝率5割を切っての出場となりました。うーむ。
　
　そして、ラミちゃんの挨拶の後、引退セレモニー、今まで観てきた中でかなり良い方だったかなって印象です。DeNAを初めて褒めるかもしれませんが、今まで何でできなかったんでしょうね。レフトスタンドも含め、ほとんどセレモニー中に帰る人はいなかったですね。まぁ、横浜ファンにとって、三浦がそれだけ大きな選手だったってことでしょう。
　本当に有り難う！！三浦大輔！！いつかまた横浜のユニフォームを着てくれる日を楽しみにしています！！